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古典組曲-序曲 [youtube]

 XPを使用しているPCはまだ動いているのだが、いつ使えなくなるか、不安を抱えているよりはこの際2年前に購入したWindow10版に切り替えようと決意したのはもう約一ヶ月前。
 書き溜めてきた音楽や文章がデータのままになっているものが多い。この際、それらを今後のためにすべて整理しようと思い立った。音楽についてはMP3化、CD作成、楽譜印刷、データはSMFも作り保存する、と言う作業。ノートを作り、どの作業がどの曲まで終っているか確認しないといけないくらい数があった。作ったことをすっかり忘れているもの、作りかけで完成させなければならないものなどもあり、不幸中の幸い、このような機会がなければすっかり忘れていた曲もあった。
 今回のYoutubeにあげた曲は、一度このブログでも発表しておこうと思っていたがしばらく経ってしまっていた。弦楽器による編曲は最近のものだが、原曲は3本の縦笛で演奏できるように高校1年生頃に書いた。3本の縦笛にしているのは、友人2名と私の3人しか演奏者がいなかったためだ。この序曲以外には、ロンドとメヌエットがある。サラバンドやガボット、ポロネーズなどは書いていない。この曲の主旋律は確かコレッリだと思うが、まったく同じ旋律があり、後年ラジオから流れてくるバロック音楽を聴いて驚いたことがある。全く聞いた事もない曲、聞く機会もなかった曲がたまたまよく有名な作曲家の旋律に似ていたということは、他にもある。ブラームスのバイオリン協奏曲を聴いたこともない中学時代に書いた曲の旋律が、第二楽章の主旋律と同じだった。テンポは違う物の、同じ音の流れを聞いて私は、随分作曲に自信を持ったりした。


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『猫の事務所』完成版 [youtube]



 昨日、完成。今回は撮り直しが多かった。カメラを回しながら人形を操作するために、演技に熱が入るとつい手がフレーム内に写り込んでしまい、編集をしていて気付くことになる。他にも背景の後ろが見切れていたり。2本作ってみて、大分注意すべき点が分かってきた。
 今回はトイレットペーパーの芯の有効利用も一つの試みだった。前回の『どんぐりと山猫』では、蒲鉾の板の上に作った紙粘土の人形を、蒲鉾の板の土台を持って演技させればよかったので、膝から上くらいのMedium Full Shotが可能で、被写体の大きさによりおおくの変化をつけることができた。一方、今回の人形は足を付けておらず、下の部分を握って動かした。そのため人形全体の大きさに変化が余りつけられなかった。猫達は皆、首も前後に動き、腕も針金の骨が入っているのでより感情表現はし易くなった。
 前作は舞台で上演される芝居を撮影したような手法。今回は舞台セットを作製し、その中で演技する所を撮影したので、より映画的になった。狭い学習机の上にセットを置いて撮影したので、それほど大変ではなかったが、これが実写版の場合には、撮影再開、撮り直しの際など、小道具の①、俳優の服装、仕草、照明その他多くを記録係が記録しておかなければならない。

 次の作品は『オッベルと象』の予定。先日26日に台本を書き上げたが、頭の中でまとまっていたものが、文章化することで、映像にし辛い所などが分かってきて悩み始める。もしかすると、別の作品『注文の多い料理店』 、『雪渡り』が先になるかもしれない。
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どんぐりと山猫 [youtube]



 宮澤賢治原作『アヨアン版-どんぐりと山猫』が完成したので、公開。5月に一旦完成してから、いくつもの改善すべき点、指摘を受けた部分を作りなおし、追加で制作し、当面できるだけのことはやった。とはいうものの、不満な所はいくつもある。が、それをやると最初から作り直しになってしまうので、その反省は次回作に生かすつもりである。実際に一定の長さの映像作品を作ってみて、Movie Studio14の使い方にも少し慣れてきたし、録音はどうすべきか、撮影する為にはどのような道具が必要なのかなど、具体的な問題点が明らかになった。
 例えば、どんぐりたちが裁判で自己主張する場面では、アニメーションで言えば3プレーン(層)になっている。最前列のどんぐりたち、二列目のどんぐりたち、背景画。劇団にいたので、昔の舞台のことは分かるから、舞台の天井に吊ってあるバトンの必要性を、大いに感じた。常設のバトンなど室内にないので、天井からビニール紐を左右から一本ずつ下ろし、その紐にどんぐりたちの乗っているパネルのようなダンボールを吊り、更に、紐で動かないように固定する。(この時の撮影の様子を見ていた家内が、作品を作成しているところをビデオに撮ると面白いかも、と言っていたが、そうかもしれない。私も、準備をしたり撮影したりしながら、劇団で制作をしたり、舞台装置の立て込みや転換をしたことを、懐かしく思い出した。個人的に、映画のメーキングは、現場の雰囲気が分かるので好きである。)
 撮影のことを考えると、バトンのある小型の舞台があったほうがよいかもしれない。背景も、PCのモニターに貼り付け、その前に本を平積みにして、人形の立つ舞台の高さを調整したり。兎に角、撮影するのは一苦労である。
 人形について。紙粘土で主役3人は作ったのだが、一体ずつしか作っていないので、感情、姿勢や顔の表情の変化が出せない。人形の操作も、一人でやっているので、ビデオカメラのモニターを覗きながら、何度か練習してから、何回か同じ場面を撮る。心の中でtake1とかtake2などと言っているのだ。首が胴体とは別に動くようになっている方がよいが、そうすると人形の操作に集中しなければいけないので、カメラによるズームイン、アウトなどはできるわけもない。
 人形の操作について。練習不足、知識不足が映像に表れてしまった。特に、二体を扱っている時は、片方に注意が行ってしまって、他方がいい加減になった。自分しか操作する人間がいないのであれば、人形も一体ずつ撮影すればよかったのかもしれない。
 クロマキーヤーによる合成は、あちこちで使わざるをえなかった。この機能を使うと、色が劣化するので、多用すると画面が汚くなることもよく分かった。

 次作も宮澤賢治の童話を予定しているが、今回のような紙粘土による人形作りだと、撮影するとなるといくつもの難関が予測される。今度は、雑な棒人間でもよいので絵コンテを用意してみようと思う。作り方を大幅に変える可能性もある。
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2020年度のサクラ [youtube]

 3月29日日曜日には、何と雪が降っていた。このところ雪らしい雪を見ていなかったので、嬉しくもあり、驚いてもいる。午後13:55過ぎの現在は、雨に変わってしまっているので、直に融けてしまうことだろう。
 今週は、晴れの水曜日には買い物に行く途中に、学校のグラウンドの近くにある桜の花を撮影した。そして、翌日は、曇りだったが、週末天気が急変すると予報されていたので、急遽今年の桜の撮影に出かけた。
 平日ではあったが、予想通り、花見客は殆どいなかった。残念なことに、先週あたりにもっと沢山咲いていたのかもしれない。強風が吹き荒れる日もあったので、一部、花びらが散っていた。

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ラジオドラマ『馬が逃げた』(10分) [youtube]


 八月、九月はあるラジオドラマのコンテストのために、シナリオを書き、配役を決め、録音しMP3のデータをCDに焼いて送った。そのシナリオとは、『北海道の思い出―ある家族の戦後16年』(東京図書出版2015)の一つの章「兎馬の逃亡」を脚色したものだった。北海道の生活や思い出がテーマ、という指定があったため、この話を直ぐに思いついた。
 今回は、コンテストの結果が発表され、残念ながら落選となったので、今回Youtubeでの公開をすることにした。応募したのは音源でCDだったが、両親の北海道の思い出なので、両親にビデオでみせられるように静止画をいれて、映像作品にしておいた。それを今回、Youtubeにアップロードして公開することになった。

 配役については、博労(伯楽)と占い師は、北海道出身の姉の夫を想定してシナリオを書いた。義兄には北海道弁の方言指導もしてもらい、シナリオの北海道弁をよりリアルした。ナレーション、妻、牧師の役は、教会の人々にご協力頂いた。その配役を調整してくれたのが、姉。録音編集に際しては、MP3への変換ソフトがなく困っていたら、兄が協力してくれた。


 この場で、ご協力下さった方々に改めて感謝します。ドラマの制作というのは、一人で出来る仕事ではないので、改めて人の大切さを感じました。感謝。
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第18回 風景を描くペン画展-コートギャラリー国立 10/24-10/29 [youtube]



 今日は、国立のコートギャラリー国立へ、師岡正典さんの主催するペン画・コンマ13の会による『第18回風景画を描くペン画展』に行ってくる。
 『ペン画物語』と言う題名で、短編映画を作る予定だったが、それを中断し、別の方向で映像作品にするという計画変更を説明することも目的だった。別の作品用にいくつかの短いシナリオを書いたりしているうちに、『ペン画物語』を好い作品として仕上げることが現状では難しいと感じるようになってしまったのだった。方針変更は問題ないと言ってもらえたので一安心。
 さて、今回の師岡さんの作品について、強く感じたことがある。『深まる秋のため息』と言う作品は、第二会場の入口に設置されている。ビデオカメラで接近してみて分かるのだが、接近することによって描かれた奥多摩の小径に自分自身も入っていってしまうように、その空間を歩いているように感じられたのである。空気を描くことは難しい。それがペンだけで表現されている。懐かしい風景、なんとしてもとっておかなければならない風景、それが空気も時間も一緒に描かれているのである。静止した絵であるのに、対象の変化、時間の経過、光の変化なども感じられた。

 会場には、いつものように、ペン画教室の受講者の方々の作品が多数展示されている。10年以上描いている方もいて、着実に腕を上げていて、見ごたえがある。水彩をほどこした作品もある。

 ペン画、風景画にご興味のある方にお薦めです。

 場所:コートギャラリー国立 
     東京都国立市中1-8-32
     JR中央線国立駅より徒歩2分
 開催期間:10/24~10/29
        11:00am~18:00pm開催中。
        ※10/29のみ17:00pmまで

 どのような傾向の作品かは、モロペンアートのブログをご参照下さい。
 moro_penart@yahoo.co.jp
https://ameblo.jp/comma13/

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動画実験『審判 実験1』 [youtube]

 2年以上前から計画していた詩『審判』の立体作品。それを作ってみようと、重い腰をやっと上げたのが昨日。最後の法廷の場面を作ってみようと、まず、自分自身が坐っている椅子。割り箸を切って脚と背もたれ、ベニヤ板を切って座板を作る。木工ボンドで接着し、一日待つ。同様に自分自身を紙粘土で作る。粘土が柔らかく、もっと垂直に近かった頭が、すっかり俯いてしまったが、心理を良く反映しているので、そのままにした。こちらも乾燥するまで一日待った。
 今日は、傍聴席の蠍と蟷螂を作る。
 まだ、その他の傍聴人ができていないのであるが、試験的に撮影してみたくなったので、ビデオカメラ、背景用模造紙、電気スタンドなどを用意して撮影開始。
 映像を取り込み、編集。音楽は映像用に4月に書いておいたものがフォルダーにあったので、そのまま使用。

 時々、こういう実験的なものも撮っていないと、間隔感覚が鈍るような気がする。


 
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Guitar concerto 1st movement 舞台裏 [youtube]



ギター協奏曲の舞台裏。どのような楽譜になっているかが分かるように、YAMAHA XG Works STを再生し、それを録画してみました。ギター楽譜が映るように撮っているため、弦楽器の楽譜は一部入っていません。
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森の大工さん アオゲラ [youtube]



 昨日5月3日の金曜日昼、庭で作業をしようと玄関の扉を開けると、嬉しい音が聞こえてきた。啄木鳥が、樹木を突く音だ。コゲラかと思い音のする檜の方を見ると、何と黄緑色の羽だ。アオゲラだった。急ぎ、ビデオを撮ってきて撮影。二人連れの若い男女が背後を通り過ぎて行ったが、私が何を撮影しているのかは気付かないようだった。
 先日、愛甲郡愛川町の中津川の様子や、我が家の周りの緑を撮影しては見たものの、自分用としては好いのだが、他者に見せるような映像作品とするのは難しさを感じていた。その一つの打開策として考えたのが、今回の作品である。『ペン画物語』をより見ていて楽しいものにするためには、どういう工夫をしなければならないか。その実験の一つである。劇場で、一場面を見ているような雰囲気がでればと考えた。
 
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今年の花見 [youtube]


 今年も、自宅から歩いて花見に行く。購入しなおしたSONY HDR-CX680で、桜を撮る。今回は、桜以外の野草なども撮るようにした。
 5月に入れば新緑が美しくなるので、それは改めて撮ることになるだろう。
 昨年同様、「2019年の桜」用の音楽を書いていたら、「さくらさくら」の旋律が浮かび上ってきたので、結果的には「さくらさくら変奏曲」になった。花びらのクロースアップが少なかったために、花見客やら建物などがかなり映り込んでしまったので、桜花を強調する映像にするためには切ったり繋いだりすることになった。編集のよい練習となった。
 撮って編集をし始めて分かるのだが、現場の状況で、思うような視点から撮影できないがとりあえず撮ったという映像は、相当に切り貼りをしないと使えないか、全く使えない。合計46(桜以外も10ほど)のシーンを撮ったが、使わなかったものが半数以上。
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