古新聞を整理していたら [戯れ]
異常気象。凶暴化する自然の力。線上降水帯。迷惑極まりない。降れば土砂降り、それにも程度があるだろうが、と叫びたくなる。
そして言わずもがなのCOVID-19。
むしむしする梅雨の日、古新聞を整理していたら、その間から御札のような、紙切れが出てきた。漫画のような絵と筆で説明書きがある。これが有名なアマビエという奴らしい。紙は少し黄ばんでいるが、文字は鮮明で判読できる。疫病退散と書いてあるが、疫病にはなんとご丁寧に「ころなゐるす」とルビまで振ってある。弘化三年と書いてあるから日本史の対照年代表調べてみると、1846年頃のもののようだ。こんな貴重なものが古新聞の間からでてくるとは、何かのお告げに違いない。これは霊験あらたかに決まっている。これを衆目に触れるようにしておけば、その効果は3年あるようだ。