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宮沢賢治作品に基づく映像作品その5 『セロ弾きのゴーシュ』 [youtube]

 絵コンテを描き上げてから、早一月半。やっと、『セロ弾きのゴーシュ』を完成し、Youtubeにアップロードした。今回は、何か所か、一旦作った画像や映像を撮り直したり、紙人形や背景画を描き直したりした。音楽も足りなかったり、紙人形や場面とと合っていないと感じ、書き足したり書き直したり。紙人形で制作するという方法は、続行することになると思うが、今行っている紙人形と背景画、舞台装置では不足している点がいくつかある。それを一つずつ改良、工夫してより良いものを作りたい。



次回の宮沢賢治作品は、迷った結果『注文の多い料理店』にしようと考えている。
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YouTube『開かれなかった三人展』 [youtube]

 昨年には制作を開始し、何度も中断し、再開し、書き直していた作品『開かれなかった三人展』を完成。この作品の基となっているのは、26年前の体験。
 今は奥多摩でペン画家としてペン画を描いて、カルチャースクールで講師をしているモロさんが、30年以上前に新しい世界に踏み出そうとして描き始めた絵が数十枚あった。雅号は「伽童」であった。お伽の世界を羽搏きしながら遊ぶ童子、と言う意味を込められていたと思う。私はその絵がとても好きで、その多くを写真に撮った。それを詩人のN氏に見せた所、ピンボケ写真ばかりだったが、彼もいたく気に入り、早速詩を一枚ずつの絵に書いてくれた。この二つに、私が音楽を書いたり、モビールなどを作って三人展をするのはどうか、と私は考えた。そして、三人展の為に、いくつかの画廊を訪れた。が、オーナーの一人の対応にモロさんは立腹してしまい、計画は中止となった。その後も、詩人のN氏とは、永山の公園を散歩しながら、野外展覧会、移動展覧会もいいね、と話し合ったり、公園の管理をしている市の担当部署に電話してみたりしたが、結果的に実現には至らなかった。
 あの時のことが、私はどうしても忘れられず、何とかして形にしたいと思っていた。そして、昨年その制作に取り掛かった。が、N氏とは連絡が取れなくなっているので、N氏の詩を使うことはできない。そこで、もともと添えられているモロさんの言葉を、詩として使用した。

 伽童と言う雅号を入れてある絵は、すべてモロさんの作品。
 それ以外の、背景画、紙人形、音楽はアヨアン作成。

 現在のモロさんの活動は、下記のページでご覧いただけます。
 https://ameblo.jp/comma13/
 


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『セロ弾きのゴーシュ』より『印度の虎狩り』 [youtube]



 このところ、『かしはばやしの夜』の曲を書いていて、昨日、20年前に書いておいた「柏の木大王の登場」(短縮版)もWAVEデータ化した。次は、台本を録音し、美術を作り、編集する作業。
 並行して書いていた『セロ弾きのゴーシュ』のための幾つかの曲。昨日は、『柏の木大王の登場』が大体思い描いたような音になったので、ついでに『印度の虎狩り』を書き上げ、WAVEデータ化した。3分ほどのチェロの独奏曲だが、映像化の際には背景音楽として使うかもしれない。
 今日は子狸とゴーシュの姿を想像しながら『愉快な馬車屋』を書き直しつつある。後は、冒頭の第六交響曲の練習風景、『郭公の音程練習』『子鼠のためのラプソディ』の三曲を書かなければ。それと、可愛い『三毛猫』にも書いておかねば。子鼠のためのラプソディは書いてあるが、新たに書き直す予定。
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今年の桜 [youtube]



 このところ、三つの宮沢賢治作品の映像用台本を書いた。賢治以外にも、最も大切と思っている作品の台本も書き直した。書いたのは『かしはばやしの夜』『グスコーブドリの伝記』『セロ弾きのゴーシュ』である。台本を書いていると、映像化するためには、どの部分をどのように表現するか、頭の中で可能性を探ることができ、制作予定がより具体的になって、意欲もわいてくる。
 『かしはばやしの夜』は、20年以上前に、曲は殆ど書き終わっているが、今回は書いていなかったいくつかを二曲とりあえず書いた。『うこんシャッポのカンカラカンのカン』(ファンファーレのようなもの)『かしはたちの歌』。以前に書いたいくつかの曲を使わない可能性もある。
 『かしはばやしの夜』はオペレッタのような作品なので、歌わなければならい曲が多い。そこで、録音しようと、昨日XGWorksで、再生ボタンを押したところ、雑音が酷いので、接触不良かとジャックを抜いたり差したりした。何と言うことか、音が出て来なくなってしまった。マニュアル通りに改めて繋ぎ直すが、音は出ないまま。音が出ないのが、音源としているYAMAHAのMU2000で、もう一つのVienna Instruments SEやMP3はXGWorksの画面で問題なく音が出る。一日あれこれやるが、直らない。今日も、直らない。暫く、放置し、落ち着いて挑戦してみようと思う。
 そればかりか、昨日は最悪の日で、録音で使用しているTEACのTASCAM DR-2dにエラーメッセージ「system error 50」が出る。ネットで解決方法を調べた後、TEACの修理センターに電話。ネットに書いてあった通りで、SDカードの交換が必要らしい。それで使えない場合は、修理部品がこの機種ではないので、修理は対応していないとのこと。
 今日は、真冬のような冷たい雨の寒い日で、気分まですっかり冷え込んでしまった。

 それでも、土曜日に近所の桜を撮影して来たので、それをYoutubeにすることにした。XGWorksでMU2000の音源で一昨日書いておいた曲を、それでは音が鳴らないのでVienna instrumentsSEの楽器を割り当てて背景音とした。この曲は、お気楽で明るいので、別の作品で使用することになるかもしれない。
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『拘留された噂』 [youtube]



今年の一月に作った動画。
今後は、紙人形で動画を作ることになるだろうと考えている。現時点では、自分にとって一番合っていて、作り易いからである。
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少年が見た夢 [youtube]

 紙人形を使って、動画を作ってゆこうと考えています。現在、動画以外で、取り掛かっているものもあるので、次の宮沢賢治作品は、もう少し後になる予定です。自分には、作品を作り続ける以外他に自分のやるべきことが考えられないので、ただただモグラのように、前に向かって土を掘り続けるのみです。


この動画は、今までに描いた絵と、昨年12月に新たに書いた曲とを組み合わせました。
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『馬が逃げた』映像をつける [youtube]

 2019年9月に作成した『馬が逃げた』は、ラジオドラマとして作ったために、Youtubeにする際も、殆ど変化のない画像でそれが気になっていた。実写で実験的に撮ってみたいとさえ思っていたが、実写はやはり時間も人手も掛かるので難しい。そこで、今回紙人形による映像作品作りをしているので、その流れて、日常的生活を表現するとどのようになるか作ってみた。音源は全く変更していない。
 例によって、絵コンテ描き。背景画、紙人形。


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宮沢賢治の作品に基づく映像作品その4『毒もみのすきな署長さん』 [youtube]

 本日、『毒もみのすきな署長さん』完成。

 今回は、珍しく音楽を3曲書いた。すべての曲をところどころ使っている。最初の二曲は、繋ぎの曲として使い、三曲目を主題曲とした。が、導入と中間部が映像に合っていないので、切り取って使用。こんなことは初めてである。紙人形を作り、背景画を描き、撮影し、編集しながら、どこかが合わないと感じている不安定な気分だった。これまでの三作品は、音楽にも引っ張られて完成させたのだが。
 そして本作は二週間ほどで完成した。
 次の作品は、オリジナルのものにするか、宮沢賢治の作品にするか、迷っている。
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映像詩『引越し』 [youtube]


 台本を書き直し、絵コンテを描いておいた『引越し』を今日完成させた。練習用に先月二十六日に絵コンテを多用したものを作成し、従姉妹と姉に事前に見てもらう。姉は、フィクションでもあるので、問題はないということなので、今回公開することにした。決定版については、絵コンテを使用していた部分の全部を描き直し、いくつかはより細部まで描いた。この作品は、映像化しようと思った時に、まず曲ができた。自分はこういうことが多いようだ。シナリオと並行して、曲を書く、或いは曲が先行する。絵はシナリオを書いて読んでいると、どの場面を描くかが決まる。
 尚、学生時代の雰囲気を再現するために、当時スケッチ帖に描いたラファエロの聖母のボールペン画を冒頭に使っている。無駄な線が多いが、これ以外に相応しいものが見つからなかった。
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古典組曲『ロンド』 [youtube]

 先の序曲と同じ時期に作った曲を最近編曲。
 それにしても、このPCは動作が異常に遅く、ネットには全く対応できなくなっている。たったこれだけのYoutubeを貼り付けるのに1時間。時間の無駄だ。途中でエラーが出て、作業をやり直したり。このブログを書くのも、随分時間が掛かる。


 写真にある赤い実は、イチゴノキの実。ヤマモモに似ている。食べられるが美味くない、一度しか食べない、というラテン語名がついているようだ。木は馬酔木に似ているが、別の木だった。
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