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『馬が逃げた』映像をつける [youtube]

 2019年9月に作成した『馬が逃げた』は、ラジオドラマとして作ったために、Youtubeにする際も、殆ど変化のない画像でそれが気になっていた。実写で実験的に撮ってみたいとさえ思っていたが、実写はやはり時間も人手も掛かるので難しい。そこで、今回紙人形による映像作品作りをしているので、その流れて、日常的生活を表現するとどのようになるか作ってみた。音源は全く変更していない。
 例によって、絵コンテ描き。背景画、紙人形。


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宮沢賢治の作品に基づく映像作品その4『毒もみのすきな署長さん』 [youtube]

 本日、『毒もみのすきな署長さん』完成。

 今回は、珍しく音楽を3曲書いた。すべての曲をところどころ使っている。最初の二曲は、繋ぎの曲として使い、三曲目を主題曲とした。が、導入と中間部が映像に合っていないので、切り取って使用。こんなことは初めてである。紙人形を作り、背景画を描き、撮影し、編集しながら、どこかが合わないと感じている不安定な気分だった。これまでの三作品は、音楽にも引っ張られて完成させたのだが。
 そして本作は二週間ほどで完成した。
 次の作品は、オリジナルのものにするか、宮沢賢治の作品にするか、迷っている。
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宮沢賢治作品に基づく映像作品その4 予定 [日記・雑感]

 宮沢賢治作品に基づく映像作品は、いくつも予定があったが、自分の妙な性格で、目の前にないものに先に手を出す傾向がある。本当にやりたいことは後にとっておき、気になっている別のことに手を付ける。昔の中学の昼食の弁当。卵焼きや目玉焼きが入っていると、それをいつ食べるか。この質問は、卵が好きであることが前提になる。最初に食べてしまうか、途中から食べるか、最後まで取っておいてゆっくり味わいながらたべるか。こんなことを質問してきた勉強のできる同級生がいた。この質問は、最も大切なものは、どの時点で取り扱うのが、自分にとって一番なのか、ということである。最初にさっさと食べてしまう人は、刹那主義的な傾向があるのかもしれない。最後まで取っておく人は、苦労、忍耐、自重という行為・言葉を美しいと考えているのかもしれない。
 さて、『注文の多い料理店』『オッベルと象』など、絵コンテまで終わっているのに取り掛かることができないのは何故か考えてみると、やはり完成度を少しでも上げたいと思っているからだ。一度作ってしまってから、気になるところを作り直せばいいようなものなのだが、性格的には、猪突猛進型なので、前進あるのみ、まるでバカである。が、それも致し方ないことと諦める。
 『毒もみのすきな署長さん』は、『月夜のでんしんばしら』完成後、ふと思いついた。気になる作品だったからだ。『よだかの星』や『ツェねずみ』なども映像化したいとは考えているのだが、それらの作品も、後にすべきだと心の声が囁いたのだ。
 主に背景画と紙人形、一部三次元、これでどの位作品ができるのか考える日々。
DSCN4637[1].jpg
この絵は絵コンテの表紙。目つきが気に食わないと、家内に言われる。と、言われても、当たり前じゃつまらないから、としか答えられない。
DSCN4638.jpg

この絵は、6ページ中の4ページ目。
Arto estas longa, vivo estas mallonga.
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