SSブログ

暫定的に打ち込んだ詩集『今日の心象スケッチ-第一集』を製本してみる [日記・雑感]

DSCN4437.JPG
 少しずつ、未入力の詩『今日の心象スケッチ』を打ち込んでいる。今日の時点で、合計77篇。44編でB5判40字×20行設定の書式で99ページになる。友人のN氏に送って感想を聞こうと考えたのだが、かさばることもあるので、分量を減らす為にA5判に編集しなおしてみた。フォントも10.5ptから9ptに変更してみたら、一寸した本のように見えてきた。そこでノートパッドの要領で、背表紙の部分に糊をつけまとめ、更に画用紙で表紙をつけて、そこには手書きで題名を書きいれ、水彩絵具、クーピーペンシルで色づけ。
 出来上がったのが、写真の本。たった一冊しかない本。昨年、従妹の詩集を2冊だけ製本し、彼女に1冊送り、私が1冊もつ、と言うことになったあの詩集のことを思い出した。あちらの方が、表紙に画像を貼り付けカラー印刷したので、出来はよかったと思うが。N氏は、作品に対して非常に敬意を持って接してくれる人なので、彼に相応しいと思う。

DSCN4438.JPG
 この口絵は詩集には関係はないが、私が文字で描く世界を反映しているので、何もないのも寂しいと言うこともあり、おまけとして貼り付けておいた。

DSCN4439.JPG
 本文はこのような感じ。

 190篇ほどあるので、日々こつこつ入力してゆかねば。入力は、重要な作業である。打ち込みながら推敲ができるからである。手帳に書いたままであれば、ただの原稿に過ぎないが、打ち込むことによって作品に生まれ変わる。原稿とは似ても似つかなくなった作品、あるいは発展版を書くことになった詩もある。
 体調、気分の良し悪しに関係なく、常に何かを書き続けていれば、その時には芽に過ぎなかったものが必ず後で実(=作品)として完成することができる、これが私が経験してきている。
nice!(33)  コメント(7) 
共通テーマ:アート