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暫定的に打ち込んだ詩集『今日の心象スケッチ-第一集』を製本してみる [日記・雑感]

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 少しずつ、未入力の詩『今日の心象スケッチ』を打ち込んでいる。今日の時点で、合計77篇。44編でB5判40字×20行設定の書式で99ページになる。友人のN氏に送って感想を聞こうと考えたのだが、かさばることもあるので、分量を減らす為にA5判に編集しなおしてみた。フォントも10.5ptから9ptに変更してみたら、一寸した本のように見えてきた。そこでノートパッドの要領で、背表紙の部分に糊をつけまとめ、更に画用紙で表紙をつけて、そこには手書きで題名を書きいれ、水彩絵具、クーピーペンシルで色づけ。
 出来上がったのが、写真の本。たった一冊しかない本。昨年、従妹の詩集を2冊だけ製本し、彼女に1冊送り、私が1冊もつ、と言うことになったあの詩集のことを思い出した。あちらの方が、表紙に画像を貼り付けカラー印刷したので、出来はよかったと思うが。N氏は、作品に対して非常に敬意を持って接してくれる人なので、彼に相応しいと思う。

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 この口絵は詩集には関係はないが、私が文字で描く世界を反映しているので、何もないのも寂しいと言うこともあり、おまけとして貼り付けておいた。

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 本文はこのような感じ。

 190篇ほどあるので、日々こつこつ入力してゆかねば。入力は、重要な作業である。打ち込みながら推敲ができるからである。手帳に書いたままであれば、ただの原稿に過ぎないが、打ち込むことによって作品に生まれ変わる。原稿とは似ても似つかなくなった作品、あるいは発展版を書くことになった詩もある。
 体調、気分の良し悪しに関係なく、常に何かを書き続けていれば、その時には芽に過ぎなかったものが必ず後で実(=作品)として完成することができる、これが私が経験してきている。
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mimimomo

こんにちは^^
精力的にいろいろなさっていますね。
パソコンに打ち込むって結構大変ですよね。
詩を作ること自体はもっと大変でしょうけれど、わたくしには出来ないことですけれど
アヨアン・イゴカーさんには打ち込むことの方が大変かしら^^
by mimimomo (2019-06-12 18:01) 

momotaro

スゴーイ、今度は詩集ですか
またまた素晴らしい試みですねぇ!
by momotaro (2019-06-16 00:20) 

Enrique

全部手作りの世界に一冊の詩集。貴重です。
お金とか地位とか名誉とは別格の価値だと思います。
さて私は何を残せるのかな~と考えています。
by Enrique (2019-06-19 09:59) 

アヨアン・イゴカー

はじドラ様、carotte様、カメラde防犯様、Mitch様、mimimomo様、ビタースイート様、トックリヤシ様、めもてる様、ChinchikoPapa様、鉄腕原子様、soramoyou様、せいとっこ様、@ミック様、ネオ・アッキー様、花好き人様、かずのこ様、sig様、扶侶夢様、森田恵子様、ぼんぼちぼちぼち様、kkohtyan様、momotaro様、yam様、八犬伝様、Enrique様、四辻の狸様
皆様nice有難うございます。

by アヨアン・イゴカー (2019-06-20 15:22) 

アヨアン・イゴカー

mimimomo様
パソコンに打ち込むのは、考えながらの時はまだよいのですが、原稿がある場合にそれを見ながらと言うのは時間が掛かってしまいます。
以前、30年以上前ですが、職場で英文タイプの練習はブラインドタッチが基本だと言われたことがあります。同僚は言われた通りにブラインドタッチの練習を2週間ほどしっかりやっていました。最初は適当に打ち込んでいる私の方が入力が速かったのですが、ブラインドタッチ完成後は彼に負けました。
本当に、基礎と言うのは重要ですね^-^;

詩を書くことと打ち込むこととを比べた場合、書くことは「書かずにいられないという義務感を感じるような楽しみ」であり、打ち込むことは「やっておかなければならない仕事」のようなものかもしれません。

momorato様
有難うございます。
詩にはいろいろ種類がありますが、私は根性がねじけておりますので、どうも一般的には許容範囲外のようでございます^。^;

Enrique様
有難うございます。
どうも「お金とか地位とか名誉とは」には縁遠い作品のようで、いくつか作品を応募してみて、
結果に失望し→それに慣れ→好くない反応に対して鈍感になりつつあります。
とは言うものの、友人N氏からは早速反応があり、好評価でした。彼の評価にはいつも救われています。
*****
Enriqueさんは特許を取っていらっしゃると以前仰っていましたが、特許は素晴らしいと思います。

by アヨアン・イゴカー (2019-06-20 15:45) 

Enrique

私の出した特許数十件は全て勤務していた会社のものになっています。
中には登録されそれなりのインパクトを持ったものもありましたが,いずれも名前だけです。実入りは出願時補償金の一件数千円のみでした。
by Enrique (2019-06-23 17:22) 

アヨアン・イゴカー

Enrique様
特許が全て勤務していた会社の物になる、と言うのは非常に抵抗があります。登録されてそれなりのインパクトを持ったもの、に対して一件数千円・・・
小ばかにしていますね。
青色ダイオードの中村教授が訴訟を起したことも、頷けます。

私の勤務していた語学学校では、教務トレーナーがいろいろ工夫してオリジナルの教案を作成していました。が、その作業に対する特別の対価はありませんでした。恐らく、彼等も、著作権に近い権利意識を持っていたのではないかと思います。誰も、要求はしていませんでした。
by アヨアン・イゴカー (2019-06-26 16:09) 

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