『空中ブランコ』YouTube [youtube]
従妹の書いた詩『空中ブランコ』に曲と絵をつけてYoutube作品にしてみる。この詩はなぜか、少しだけヒエロニムス・ボッシュの描いた卵を連想させたので、それを思い出しながら卵型のサーカス小屋を描いてみる。実際にこのような形のテントがあっても、客席の数は極限られてしまうだろうけれど。短い詩は下記の通り。
空中ブランコ
ひとつの時間が手に入ると
ひとつの記憶が途切れていく
わたしは
白い卵のテントの中で
空中ブランコに揺られながら
宙に散る何億もの細かい羽を
かき集めている
もうじき卵の殻が割れると
わたしは
テントから弾き出され
新しい羽と
新しい記憶を持ち始める
果たして、この絵と音楽がこの詩に合っているかどうか、疑問である。が、別段気にしないことにしている。
素晴らしい詩ですねぇ、またそれを元に描いた絵が素晴らしい
さて動画がどんなか楽しみです、PCで拝見します。
by momotaro (2017-08-18 04:03)
従妹さんとのコラボ作品、今回も個性的で面白かったです(*^^*)
アヨアンさんの曲も、いつもと少し違った感じ(遊んでいるような雰囲気^^)で面白かったです^^
個人的には詩の解説みたいなものがあれば是非とも付けて頂きたいな、とは思いますが、そこら辺はやはり従妹さんの心の中だけの秘密でしょうか(*^^*)
by Kanna (2017-08-18 19:22)
@ミック様、ビタースイート様、シラネアオイ様、鉄腕原子様、majyo様、siroyagi2様、かずのこ様、mimimomo様、ChinchikoPapa様、carotte様、めもてる様、月夜のうずのしゅげ様、Mitch様、扶侶夢様、森田恵子様、八犬伝様、lequiche様、うめむす様、クリンクリン様、せとっこ様、lamer様、ネオ・アッキー様、kazg様、momotaro様、えれあ様
皆様nice有難うございます。
by アヨアン・イゴカー (2017-08-20 10:48)
momotaro様
空中ブランコというと、すぐに中原中也を思い出してしまうのですが、従妹の場合は全く異なる気持ちでこの詩を書いたような気がします。
彼女のいくつかの詩を読んでいて、絵になりそうと思い、直に絵にしました。
Kanna様
サーカスは一度しか本物は見に行ったことがありませんが、それでも雰囲気は独特で、一回しかない記憶が酷く懐かしいのです。従妹がサーカスに対してどのような思いを抱いているのかは分かりません。
結局の所、詩は、読み手それぞれの経験から読みますので、受ける印象が大きく異なってくると思います。それが良いのだと思っています。
もっとも、国語の先生や批評家は、それでは困るでしょうから、標準的な解釈をするのでしょうね、きっと。
曲の低音部は、バッハのG線上のアリアの伴奏の音型を使っています。ところが上に旋律を書いてみたら、なんだかうらびれた場末の感じが出てきたので、この詩と組み合わせることにしました。私にとっては、サーカス、曲馬団と言うのはそういう印象を与えるのです。
by アヨアン・イゴカー (2017-08-20 11:00)