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弦楽四重奏第8番第3楽章(終曲) [音楽]

 本日、ほぼ完成していた弦楽四重奏曲第8番第3楽章を完成し、MP3ファイルとWAVEファイルにしたので、公開致します。

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 今日は一時半に、新百合ヶ丘の昭和音楽大学のテアトロ ジーリオ ショウワへ、麻生合唱団の第18回定期演奏会を聴きに行った。ドボルザークの『スターバト マーテル』(Stabat mater:悲しみの聖母)だった。長い曲だったが、あちこちに聴き所があり、なかなか感動的な曲である。これだけ長い曲だと、結構居眠りする人がいるものだが、私の周りに坐っていたお年よりたちは、誰一人船を漕ぐ人もおらず、それが第一に印象に残った。
 ドボルザークはブラームスが評したように、美しい旋律を易々と書く人だと思う。そしてドボルザークの金管楽器は、ブラームスに似た響きがするところがある、と改めて感じる。
 ところで私の父は高齢なので、年をとった白髪の男性団員たちがぞろぞろ、そしてちょっとよろよろ登場して、壇の上に上がる時は、躓かないか気になってしまった。
 指揮者も多分70代とお見受けしたが、彼が指揮壇に勢いよく飛び上がった時は、会場から笑い声が聞こえた。元気な年寄りはいいなぁ、と思う。ほっとする。みなさん元気で、長生きして頂きたい。
 

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コメント 16

olive

音楽まるで素人の平凡な人間の、思い付きみたいな感想で
申し訳ないのですが、終わりの部分が心地よかったです。
by olive (2008-07-06 23:19) 

アヨアン・イゴカー

olive様 niceとコメント有難うございます。終わりの部分、最後の最後にちょっとだけ変更したところなので、そのようなコメント頂くと嬉しいです。
by アヨアン・イゴカー (2008-07-07 00:35) 

旅爺さん

田舎に居るとこういう機会が全くないので、やはり町が恋しい時もあります。 しかもPCのスピ-カーが壊れてるので聴く事さえも・・・涙 です。
by 旅爺さん (2008-07-07 05:56) 

mompeli

らくがきの空 拝見しました。銅板画のような繊細なタッチですね。
曲聞きながら眺めていると ふうっとイラストが動き出しそうな気がしました。
歌を歌うってカラダにもいいし 
いくつになってもたくさんで楽しむことが出来るからいいなあと思います。
by mompeli (2008-07-07 19:49) 

アヨアン・イゴカー

旅爺さん様 PCのスピーカー壊れているんですか!?それは残念。ニュースも聞こえないのですね。

mompeli様 松橋さんの手作りの画集『らくがきの空』を持っていますが、彼の絵は段々進歩、進化、変化しています。それが面白いです。仰るとおり、エッチングにしたら面白いかもしれませんね。
by アヨアン・イゴカー (2008-07-08 01:28) 

yoku

週末、月と出掛けており帰って早速弦楽四重奏曲を拝聴させて
もらいました。約7分位だと思いますが、耳を澄ますと、清澄な
曲が流れ堪能することが出来ました。殺伐とした時代の中で
このような曲を作曲されるということは羨ましい限りです。
by yoku (2008-07-08 18:14) 

にすけん

 大変失礼ながら最後まで聞いておりません…
 叙情的な旋律ですね。ロックやフュージョン、果ては歌モノまで20世紀の音楽には、そこここに心理情景を描写しようとする意図が感じられたことを思い出しました。
 昨今の流行歌は、一番大事なところが空っぽになってしまったのではないでしょうか。
by にすけん (2008-07-09 10:09) 

えれあ

最近音楽に触れる機会が無く、久々に音楽を聴いたなあと感じました。
まだ少ししか見ていませんが、色々なカテゴリーがありますね。
時間を見て小説なども読んでみます。
by えれあ (2008-07-09 12:40) 

doudesyo

今晩は。
らくがきの空 を見てみました。銅版画のイメージが強く出ますが、なかなか柔らかい抽象的な表現を彷彿とさせる描き方ですね。この絵のインスピレーションを旋律に置き換えるというのは流石です。クラシックさえも分からない素人なんですが、作曲される作品はとても叙情的で何かをイメージさせるものですね。例えば絵であれば見た瞬間に理由などいらないほど感銘することがあるのですが、音楽ですと瞬間的にも全体的にも体の芯から舞上がるような感動がある作品というのもありますよね。
by doudesyo (2008-07-09 20:54) 

アヨアン・イゴカー

さとふみ様、夢空様、takemovies様、すうちい様、デザイン屋様 nice有難うございます。

yoku様 お聴き頂き有難うございます。耳を澄ませてお聴き頂くと言うのもとても嬉しいことです。どうしても、忙しいと「ながら」で、済ませてしまいがちなのですが。

にすけん様 叙情的な旋律と言う評言。そうかもしれません。私と言う人間が叙情的な人間なので。これからもよろしくお願いします。

えれあ様 私の音楽はなかなか聴いて下さる方も少ないようなので、聴いて頂けると嬉しいです。
短編小説も感想を頂戴できれば幸いです。これからもよろしくお願いします。

doudesyo様 「らくがきの空」の松橋さん、線の発想が面白いと思って私は拝見しています。
もう、10年以上も前になるのですが、私は未完成なのですが交響曲の第1楽章を書き上げ、シンセサイザーを使って録音しました。その曲を姉が聴いて、森の中にいるような、自然の中にいるような、不思議な気分になる、と言ってくれたことがあります。私の曲は、どうやら絵画的らしいです。
by アヨアン・イゴカー (2008-07-10 01:06) 

いっぷく

絵本を開いたとたんにこの音楽が流れてお話しが始まるなんて想像しちゃいました、描いてある絵と内容は何がいいかなって何も描かれていないスケッチブックを開いて想像するだけでもいいんです。

by いっぷく (2008-07-10 13:51) 

アヨアン・イゴカー

めぎ様 nice有難うございます。

いっぷく様
「絵本を開いたとたんに音楽が流れてお話が始まる」ロマンティックですね。子供の頃特に、今でも多分そうですが、童話が大好きで、その非現実性がたまらないのかもしれません。未だ見ぬ世界ではなく、見ることの出来ない、架空の世界。永遠に焦がれ続ける。プラトニックな、禁欲的な・・・なんなのでしょう。後日、考察してみたいと思います。
ところで、私は若い頃、つまり十代、二十代の頃、何も書いていない大学ノートをみると胸が高鳴りました。ここにどのような物語が、思い付きを書くことになるのだろうと、漠然と想像するだけで。小学校の頃は画用紙を買ってもらうと、随分仕合わせな気分に浸ることが出来ました。いっぷくさんのスケッチブックと同じかもしれません。
by アヨアン・イゴカー (2008-07-11 09:47) 

いっぷく

『何も書いていない大学ノートをみると胸が高鳴りました。』>
同じような感覚を経験しているのでちょっとうれしくなりました。
by いっぷく (2008-07-12 08:10) 

アヨアン・イゴカー

サチ様 nice有難うございます。
by アヨアン・イゴカー (2008-07-12 08:22) 

めりっさ

先ほどはご訪問いただきありがとうございました。
久しぶりに弦楽器の音をじっくり聴かせていただきました。
by めりっさ (2008-07-12 22:52) 

アヨアン・イゴカー

Jakie様、miopapa様、lapis様、めりっさ様、sakuke様、花火師様 nice有難うございます。
by アヨアン・イゴカー (2008-07-13 04:17) 

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