不死鳥、アメリカ野牛など：アヨアン・イゴカーの芸術の森：SSブログ

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不死鳥、アメリカ野牛など　[絵画] [編集]

　いつもやりたいこと、やらなければならないことが沢山ある。気もちは焦る、昔ほどではないが、それでいて、気乗りしない時にはちっとも捗らない。このところ、体調のせいか、一つのことをやり遂げるのが骨。　恐らく10位計画していることは、そのどれもが途中である。それでも中止した訳ではなく、休止しながら進行させているのである。
　そんな中で、今日は少し気分転換のために、絵を描く。使ったのはいつものように、水彩絵具、クーピーペンシル、クレパス、黒ボールペンなど。クーピーペンシルは30色の物をこの夏買っておきながら、全く使うことがなかった。クーピーペンシルは、上手に使わないと色塗りが難しいから、考えながらでないと使えない。今日は、クレパスやクーピーペンシルでは画用紙の凸凹の表面に塗り残しができるので、水彩絵具でをの白い部分を埋めるようにしながら仕上げた。また、時々クレヨンを使う時にはやるのであるが、ちり紙でクレパスの表面を力を籠めて擦った。そうすると、微妙な効果が出る。それはパステル画のような空気、奥行きが作り出せるのである。
　題名は特に決めていないが一応『不死鳥、アメリカ野牛に囲まれて』としておこう。この狐のような動物は、角が生えている。私の心境を反映しているのかもしれない、と思いつつ仕上げていった。
　アメリカ野牛の体の色彩が気に入っている。ラスコーの洞窟壁画などもふと思い出す。クレパスの荒々しい凸凹が、独特の質感を作り出している。

2010-09-20 01:58 nice!(55) コメント(9)

nice! 55

お早うございます。印象に残る絵ですね〜
by yakko (2010-09-20 09:01)

おはようございます＾＾
真ん中の狐に角の生えたようなのが、アヨアン・イゴカーさんならば
現在の焦る気持ちが現れているのでしょうか・・・　　　わたくしはこの動物が
四方を囲まれているようで、『四面楚歌』と言う言葉を思い出しました。
by mimimomo (2010-09-20 09:46)

アメリカ野牛は仰るようにラスコーの洞窟壁画にも似て力強そうですね。
by nyankome (2010-09-20 12:01)

アメリカ野牛の鼻に鹿のような角が生えてます。
力強さがいやというほど伝わりますね。
現実を必死で頭に描こうとする私と
そうではないと幻想の間に立たされてしまった私。

アヨアン・イゴカーさんの世界ですね。
想いはキャンパスを駆け巡る。
描けば閉じ穴までも・・・。
by matcha (2010-09-20 14:31)

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by アヨアン・イゴカー (2010-09-24 08:31)

yakko様
自分でも、何が表現されているか分からないのです。こんなことがしばしばあります。

mimimomo様
四面楚歌。自分の心境としては、孤立無援というよりは、追い立てられている感覚でした。今は大分、緩和されています。

nyankome様
原始美術も大好きです。感動、驚き、神秘などの感情が絵から伝わってきますね。

matcha様
不死鳥、アメリカ野牛などと書きましたが、実際には彼らにもまた狐のような動物にも余計な角などが付いています。妙なものですが、描かずにはいられなかったのです。
by アヨアン・イゴカー (2010-09-24 08:43)