『どんぐりと山猫』制作途中 [日記・雑感]
栗鼠の頭部を作りなおした。最初の頭では、文楽の頭のように、頷きができるように引き金をつけた。引き金を引くと、動きはきびきびしていてよかった。が、持ち手の部分が大きすぎて大道具からはみ出してしまい、演技に支障が大きかった。何度が撮影しなおしてみるが、難しいことがわかる。
そこで、ギニョールのように、指にそのまま頭を入れる方式にした。これで、台詞にあわせる動きはずっと改善された。が、頭しか作っていないので、栗鼠であることが分かり辛い。
この作品を作りながら、舞台で上演されている芝居を撮影するような形式がよいのか、ロケーションやセットで撮影する映画方式がよいのか、少し迷いがあった。結局は両方が混じったような形になりそうだ。
※写真は、今回作りなおしたギニョール方式の頭部。着色前と後。